昨シーズンの途中に前十字靱帯を損傷し、長期離脱を強いられていたジョー・ゴメスですが、今度はアキレス腱を痛めたようです。
アキレス腱といえば、ママドゥ・サコーも同様で、二人ともに、開幕には間に合わない公算が大という状況になった模様。
強いチーム、安定して勝ち続けるためには、まずセンターバックとゴールキーパーに不安がないことが必須であり、リバプールとしては、新たなセンターバック補強に動く可能性が、より高くなったという見方が強くなっていきそうです。
リバプールのセンターバックについて、今一度整理してみると概ね次のような状況になっています。
○マルティン・シュクルテルはフェネルバフチェへ移籍
○コロ・トゥーレは契約満了
○ママドゥ・サコーとジョー・ゴメスがアキレス腱の損傷で開幕には間に合わず
○アンドレ・ウィズダムとチアゴ・イロリに関しては、その去就に不確定要素大
この状況に陥ると、トップチームのセンターバックで計算が立つのは、デヤン・ロブレンとジョエル・マティプの2人のみということになります。
また、ママドゥ・サコーとジョー・ゴメスの場合は、仮にアキレス腱の怪我から早めに回復したとしても、ママドゥ・サコーはドーピング問題でずっと実戦から離れており、ジョー・ゴメスに至っては前十字靱帯損傷で、昨シーズンは、ほとんどプレイしていません。
いわゆるブランクが長いという状況。
怪我から戻っても、ベストフィットを取り戻すまでには、それなりの時間が必要になることでしょう。
リバプールには、多くの補強候補の名前があがっていますが、この状況になりますと、センターバックと左サイドバックを優先課題として、早めに決めておきたいですね。
あくまで私の推測ですが、おそらくリバプールは、もう一人のセンターバック獲得は、チームプランとしてあったと思います。
問題は、それが誰か!?ということと、実現性があるか?という部分ですね。
リバプールの今後の動きが、非常に注目されます。